BUILDING SPEC

BUILDING SPECのイメージ画像

完全注文住宅

plan 高気密高断熱
省エネ

detail

高気密高断熱・省エネのイメージ画像

この地で建築を始めてから40年。この地域は寒暖差が大きく、そんな気候にあった家づくりを追求し辿り着いたのが『高気密高断熱』です。高気密高断熱住宅の特徴は、外気の侵入や熱を遮断し室温を維持することで、建物自体の「快適性」を維持します。断熱性や気密性が高くない住宅は、外気の影響を大きく受ける為寒暖の差が激しく、快適性が失われます。失われた快適性をカバーするため、結果エアコンなどを長時間・長期間に渡って稼働することになり、これが光熱費の負担に直結するのです。節約しながらも快適な住環境を手に入れる。高気密高断熱の家なら可能だと私たちは考えます。

では、節約はできるが、そんな性能の家は高いのではないか?

断熱性能を保つため適切な断熱材を使用し、気密を確保するための施工や立地は、施工技術や手間がかかるためその分割高に思われるかもしれません。しかし、建築費用を考える際には、建てた後のライフサイクルコストも踏まえながら建築費用を考える必要がある。

「先を見据えた家づくり」という観点から考えると、一概に高いとは言えないのではないでしょうか。

例えば…普通の住宅は、高気密高断熱住宅より1万円から2万円電気代が多くかかると考えられています。少なくみて年間12万円分。これを(例えばローン年数)30年x12万円で考えると…=360万円のコストがかかります。
これだけの費用があれば、建築の際に高気密高断熱仕様を選んでもおつりがきます。
同じお金をかけるのなら、先々のライフサイクルコストをできるだけかけずに、また快適な家で長く暮らす方がお得である、と考えます。

快適な高気密高断熱な家でありながら、次のような点に配慮します。
高気密高断熱住宅は、二酸化炭素排出量が高い石油を使用した暖房器具が使えない場合が多いため、エアコンや蓄熱式暖房器具が主流ですが、エアコンなどファンによって気流が発生する暖房器具は、家全体を暖める分、1つの部屋だけでなく家全体が乾燥しやすくなります。そのため、比較的乾燥の少ない床暖房や薪ストーブを取り入れたりして、乾燥を防ぐために加湿器を使用するなどの注意が必要です。
また、 気密性と断熱性は、住宅の間取りや構造に合わせて換気のバランスを取らなくてはいけません。このバランスは住宅の性能によっても異なりますので、建築の際に確認が必要です。

このような点を理解して対策を取れば、高気密高断熱の特長を生かした快適な住まいづくりが実現できるのではないでしょうか。

【参考】

高気密高断熱仕様には、次のような種類があります。

  • グレード①HEAT G1クラス(省エネ基準より40%削減)
  • グレード②HEAT G2クラス(省エネ基準より55%削減)
  • グレード③HEAT G3クラス(省エネ基準より75%削減)

(グレードによってコストは違います。)

HEAT20
グレード
UA値
(6地域)
非暖房室での
温度の想定
暖房負荷の削減率
省エネ基準との比較 全館連続暖房時
省エネ基準 0.87 概ね8℃を下回らない 基準
G1 0.56 概ね8℃を下回らない 約40%削減 基準より約50%増加
G2 0.46 概ね8℃を下回らない 約55%削減 基準と同等
G3 0.26 概ね8℃を下回らない 約75%削減 基準より約40%削減

家を建てる際にはこの仕様を建設地の省エネ区分を参考に決めますが、より高いグレードを選択することが可能です。また、市町村によっても区分が違い、中津川市も「4」と「5」の地域に分かれます。

省エネの取り組み

国は「建築物省エネ法」において、住宅の省エネ性能向上を強く推進しています。
洞建では次世代省エネ基準4を基本仕様としています。これは、今現在の省エネの建築基準の中でも最高等級にあたります。

耐震性(構造性)

plan 耐震性(構造性)

detail

耐震性(構造性)のイメージ画像

私たちの家づくりは「ここの間取りはこんな風にしたい」というお客様の希望を可能な限り叶えられる建築である事が第一と考えています。ですがそれと同時に、私たちプロの観点から提案させていただく家は、「その家が優れた耐震性を確保するために、譲れない構造をもった家であること」を踏まえた上で、お客様の希望に出来るだけ沿った設計をさせていただいております。そこに住む家族の安全を全力で守る建築でありたいのです。

◎設計の際には、許容応力度等による構造計算をします。

洞建の家は、耐震等級3※の設計で提案させて頂いております。(※耐震等級とは、建築基準法で定められた基準を耐震等級1とし、そ1.25倍の強さを耐震等級2、その1.5倍の強さを耐震等級3と定めたもの)
この耐震等級3は、火災保険適用にも優位になります。
省エネ等級同様、この耐震等級も今現在の耐震基準としては最高ランクです。